雲龍山 松嚴寺｜四谷の住宅街の路地裏に佇む禅宗のお寺

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　四谷は、左門町から須賀町にかけて、お寺の集中している寺町です。散策にはもってこいの地域です。

　こんな生活感漂う路地の奥にもお寺さんがあります。

　寛永１２年（１６３５）ですから、江戸時代初期に創建された古いお寺です。

　窓はサッシになっているような感じがしますが、木造、瓦屋根の本堂です。禅宗（臨済宗）のお寺ですし、簡素な本堂です。現在は、住宅の路地の奥に目立たずありますが、昔から、簡素な佇まいだったのでしょうか。

　住宅地に、住居のようにひっそりとあり、境内を見学できるのかは分かりませんが、この住宅地の路地裏にひっそりと佇んでいるお寺さんも、四谷寺町散策コースには入れておくべきでしょう。

四谷絵図

江戸切り絵図には、松巌寺であろう場所は、「松岩寺」となっています。記載ミスなのか、江戸時代はそうだったのかは分かりません。でも、松岩寺の方が風情がありますね。

松巌寺の地図、アクセス