嘉祥元年(848)開山の古いお寺です。開山当初は、東大井4丁目の立会小学校、大井公園付近にあったとされています。
長保年間(999〜1003)には、武蔵国、相模国に500あまりの末寺を持つほどの寺勢を誇ったようです。ですが、その後、寺勢は衰え、文安元年(1444)から大永6年(1526)の間には住職もいなかったようです。
大永7年(1527)に、寳海僧正が旧蹟の絶えた状況を嘆き、再興されました。
承応2年(1653)、幕府の命により、現在の地に移ってきました。
現在の地に移転後、数回火災にあっており、現在の本堂は、享保年間(1716〜1736)に再建されたものと伝わっています。とても古い本堂ですので、ぜひ、見ておきたいものです。
常行寺の地図、アクセス
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