2020年1月26日日曜日

松雲山 西應寺|徳川家康が山号を付けた家康ゆかりのお寺

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 慶長12年(1607)創建のお寺です。創建時は、麹町貝塚夫婦坂にありました。紀尾井町に貝坂という坂がありますが、その辺りなのでしょうか。この周囲のお寺と同じく、江戸城外濠拡張に伴い、寛永12年(1635)に、当地に移転してきました。

四谷絵図

 徳川家康が訪れた際、といいますから、まだ麹町貝塚夫婦坂にあった頃だと思われますが、庭前の松に暮雲がたなびいている様を見て、松雲山という山号にしたと伝わっています。創建は、周桂和尚という僧ですが、この人は、徳川家康の縁者のようで、徳川家康の扇子や、脇差が寺宝として残されているそうです。
 白亜の堂宇は、多分、鉄筋コンクリートでしょう。このお寺も戦災に遭われているようです。
 西應寺には、最後の剣客と呼ばれた榊原鍵吉の墓があります。

西應寺の地図、アクセス

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