四谷の東福院坂の中腹にあるお寺。レンガ塀がモダンなお寺です。
独鈷山という山号から分かるように弘法大師・空海が関係しています。空海が創建したとされる麻布の善福寺に奥の院として愛染院を創建したと伝えられています。平安時代の弘仁年間(810〜824)に創建されたと伝えられています。その後、慶長16年(1611)に中興され、寛永11年(1634)に、現在の地に移ってきたようです。江戸切り絵絵図にも、もちろん記載されております。
愛染院には、江戸時代の宿場、内藤新宿を開発した高松喜六や、国学者の塙保己一の墓があります。塙保己一の墓は、もともと安楽寺(上の四谷絵図で、愛染院の東隣に記載があります)にあたそうですが、安楽寺が廃寺となったため、愛染院に改葬されたそうです。
四谷絵図 |
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