2020年7月25日土曜日

究竟山 妙情寺|安産にご利益のある根津のお寺

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 谷中の善光寺坂にあるお寺です。山門は石柱に塀がレンガで、無機質な外観です。
 その場所に江戸切絵図には、「妙清寺」と記載があります。間違いなのか、何か分かりません。


 広い境内ではありませんが、緑の多い境内です。


 本堂の扁額には「子育殿」と書いていあります。子育殿?何だ?と思いますが、これは、妙情寺の中興の祖、日審上人の出生にまつわる伝説「幽霊子育飴」が由来しているようです。 


 「幽霊子育飴」とは何かと言いますと、Wikipediaから抜粋します。
 夜な夜な一文銭を持って飴を買いに来る女性がいた。7夜目の一文銭は「しきみの葉」と化し、不審に思った飴屋が女性の後を追うと墓地の前で忽然と姿を消した。ある墓から赤ん坊の泣き声が聞こえたので、お寺の住職と一緒に墓を掘り返してみたことろ、壷のなかには母親の亡骸に抱かれ飴をくわえた赤子がいた。母親は赤子を身ごもったまま亡くなり、幽霊となって六文銭(三途の川を渡るために入れられる副葬品)で飴を買いにきていたのである。助けられた赤子がのちの霊鷲院日審上人である。
 というお話のようです。それゆえ、日清上人直筆の曼荼羅御本尊は安産守護のご利益があるそうです。


妙情寺の地図、アクセス


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