谷中霊園の西側の裏通り、お寺の連なる通りにある霊梅院です。勇壮な瓦屋根が非常に立派な本堂です。
特に意味はありませんが、霊梅院につながる参道に、趣のあるモダンな民家があります。
江戸切り絵図と霊梅院の歴史
霊梅院は、承応年間に下谷金杉(根岸あたり)で創建されたと伝わっていますが、定かなことは分かっていないようです。貞享元年(1684)に現在の谷中に移ってきたようです。
しかしながら、安政3年(1856)の江戸切り絵図に、霊梅院は記載されていません。代わりに、同じような場所に礼拝院という寺院が書かれいていますが、これが霊梅院なのでしょうか。礼拝院というお寺は、現地には無いと思われます。そもそも礼拝院なんて、お寺というより、教会のようですね。
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