2022年3月26日土曜日

東中野ギンザ通り|地元グルメ店の並ぶ、古い商店街

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 東中野駅側からの商店街入り口にある、「東中野ギンザ通り」の看板。いつ作ったのか、ピンクにこの字体が80年代感覚がして、ちょっと恥ずかしい・・・




 大通りの山手通りから入る細い路地が東中野ギンザ通り。シャッター商店街と化さず、今でも人通りの多い活気のある商店街であります。詳しい歴史はわかりませんが、戦前からある商店街のようで、チェーン店だけでなく、個人商店、飲食店も多くあり、オリジナリティあふれる商店街なのです。


 中野区商店街ナビによると、こんなに細い路地ですが、古くからある主要な道のようで、南にある青梅街道と北にある早稲田通りを結ぶ通りとして、江戸時代末期からある通りだそうです。古くからある通りで、それなりに、昔から利用されてきた通りであるので、自然と商店ができていったのでしょうか。


 東中野ギンザ通りに入ってすぐにある八百屋丸忠商店は、何と大正元年(1912)創業。その頃から、この通りは、商店街であったのでしょうか。


 フランス料理の惣菜屋ル・ジャルダン・ゴロワ。フランス料理の惣菜屋があるなんて、東京東部の下町の商店街とは、ちょっと違いますね。下町の人たちに家でフランス料理を食するという発想はないでしょう。私もありません・・・


 商店街に町中華。町中華のない商店街は魅力半減。東中野ギンザ通りにもあります町中華十番。タンメンで有名なお店で、テレビでもよく紹介されています。東中野の明大附属に通っていた若貴兄弟も常連だったようです。
 本当は、ここでビール飲みながらお昼を食べたかったのですが、用事があったため食べてる時間がなく、残念・・・


 十番の隣は、PALM TREEというお店。食べログで見ると、そこはかとない酷評が綴られていました・・・ですが、金曜日は、カレーライスが300円!アド街ック天国の東中野特集でも、300円のカレーライスが紹介されていました。庶民にとって家計に優しい良いお店であると同時に、デフレから脱却できない日本経済にとっては、デフレを助長する側面も。大げさか?


 昭和47年(1972)創業の洋食屋、KITCHEN DONALD。このお店も、テレビなんかで多数紹介されているようで、店先にそれらしき写真がたくさん貼られています。
 芸能人だって、普通の人間なんだから、そんなに写真貼らなくても・・・と思ってしまいますが、実は、私、以前旅行先でテレビの撮影をしていた芸能人に声をかけて、一緒に少し観光して、最後に撮った写真を今でも部屋に飾っています・・・やっぱり芸能人は希少なんです。


 KITCHEN DONALD、ボリュームが多くて人気のあるお店です。



 焼肉げんき。コスパの良い焼肉屋。




 レトロな佇まいの建物に入っているのは、浦野屋やきとんてるてる。いわゆる秋元屋系のお店。秋元屋系とは、中野区野方の秋元屋から独立したやきとん屋のこと。どこも行った事ないですが・・・安くて美味しいらしいです。



 どっしりとした看板建築。戸袋にイナズマのようなデザイン。おしゃれですね。DAVID BOWIEのアルバムALLADIN SANEのジャケットを思いだします。この建物は、豆腐屋だったようですが、閉業してしまっているようです。



 またまた町中華、茉莉JAS MINE。玄関のデザインが独特。


 この高橋時計メガネ店、創業は昭和5年(1930)だそうです!昔は、こんな看板建築が並んでいたのでしょうか。マンションや個人住宅が少しずつ浸食しているようでもあります。


 東中野ギンザの本通りからそれた路地に、銭湯発見。




 和菓子の冨士家。1940年代の創業だと思われます。店の脇には喫茶室があり、コーヒーを頼むと団子が付いてきます。もう、なんて昭和なんだ!


 東中野ギンザ通りを、東中野駅側から、北上していくにつれ、昭和な香りのするお店が増えていきます。


 佃煮屋の鮒富。昭和7年(1932)、新大久保で創業し、戦後、ここに移ってきたそうです。建物は古いですが、間口の広い立派なお店です。



 早稲田通り側の商店街入り口の看板。南側のピンクな80年代調の看板とは全く違う趣。

中野ギンザ通り地図、アクセス

東京都中野区東中野3丁目

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