高円寺南口の高円寺パル商店街。高円寺駅は駅周辺のいろいろな商店街の起点になっているのですが、その数多い商店街の中でアーケードがかかっている商店街はパル商店街だけなのです。かの有名な高円寺純情商店街もアーケードはかかっていません。
その高円寺純情商店街と高円寺パル商店街は駅を挟んで別の商店街ですが、どうやら過去には同じ商店街だったようです。
昭和11年(1936)に発行された「東京市内商店街ニ関する調査」に、高円寺商店街が紹介されており、見取り図も載っています。南北合わせて高円寺商店街だったのです。
その当時の高円寺商店街の南側のようす。高円寺駅が開設されたのが大正11年(1922)。それから急速に宅地化された高円寺。駅開設から10数年でこのように賑わう通りになったということです。
現在でも商店街の人通りは多く活気のある商店街のままでいます。そもそも高円寺駅周辺にある商店街は、どこも活気が保たれていますよね。地元の人以外にもいろんなところから人が集まるのでしょう。
高円寺はとにかくインド親和性が高い。
高円寺というと古着屋。北側の商店街には、各商店街に数軒ずつ古着屋がありますが、高円寺パル商店街には夥しく古着屋があります。古着の街、高円寺ですが、古着屋の集積地は明らかに南側。私が高円寺に足を踏み入れ始めた頃がいつだったか忘れてしまったのですが、20数年前?その頃は、高円寺パル商店街にはここまで古着屋は無かったような気がするんですよね。パル商店街の路地裏とか、パル商店街の先のルック商店街が古着のメッカだったような気がするんですね。いつの間にこんなになったのか。いつの間なんていうか、20数年というとかなり時間経っているか。
あとは、音楽の街でもあり、レコード屋も多くある街で、パル商店街にも数軒あります。
ルック商店街との間には緑道があるのですが、これ以前は桃園川という神田川の支流が流れていたんです。昭和42年(1967)に暗渠化されたということなので、それまではのどかに小川が流れていた、というかその頃にはもしかしたらドブ川と化していたのかもしれませんが。
高円寺パル商店街の地図、アクセス
東京都杉並区高円寺南3丁目、4丁目
高円寺パル商店街 情報交換
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