氷川神社の参道脇にヴィンテージのアクセサリーショップがあるのが、古着の街、高円寺らしい。
境内に掲示しているご由緒によると鎌倉幕府成立前、源頼朝と奥州藤原氏との間で繰り広げられた奥州合戦に向かう武士の中で、武蔵国杉並にとどまり、そのまま農民になった者がいたとのこと。この人は一説によれば村田兵部某云々といわれていて、高円寺の旧家だそう。
このとどまった村田氏に武蔵国大宮高鼻の本社(埼玉県大宮の氷川神社)よりご神意の使者が訪れ、ここに社殿を建立したのだそう。なぜ本社からご神意があったのか何なのかはよく分かりません。こういう伝説は唐突で、理路整然と理解しようとしてもムリですね。
今ではビルが林立していて地形を一目で理解することは難しいですが、このあたりは南側からはなだらかな高地になっています。高地のこのあたり、創建当時は松や杉が生い茂り、遠くの水田を望むことができる絶佳の地だったようです。サブカル臭のする今のガチャガチャとした街とは全く違う景色があったのです。
鳥居は黒。黒い鳥居はビシッと締まって荘厳な感じがします。
社殿は戦災で焼失したため、昭和46年(1971)に造営されたもの。大正5年までは藁葺き屋根だったようです。
境内には、映画「天気の子」で登場した気象神社が鎮座しています。
氷川神社の地図、アクセス
東京都杉並区高円寺南4−44−19
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