もう渋谷は、次から次へと建物がたち、何が何だか分からない。30年前はスイスイ歩いていたような気がするんだけど、今は駅付近はどこがどこだか分からなくなってしまった。特に渋谷駅の南側に渋谷マークシティや、渋谷ヒカリエができてから、駅南側の景色の立体化が増した感じがし、分からなくなってしまった。というか、それ以前の景色も覚えてないんですが。
30年前は、京王線利用者だったので、現在の渋谷マークシティ周辺はよく歩いていたはずなんだけど、その頃の景色は全く覚えていないな・・・。
30年前なんて、商店街にも飲み屋街にも昭和レトロにも興味なかったので、こんなところに昭和な酒場がたくさんあるなんて知らなかった。この渋谷中央街は、ほぼ酒場で構成されている。若者の街、渋谷の若者たちのための酒場ではなくて、大人のための、サラリーマンのための、大衆酒場がたくさんあるのだ。
渋谷中央街は通りにそれぞれ名前がついていて、渋谷マークシティそばの通りは、ウェーブ通りという名前。何がウェーブなんだ?と思っていたんですが、この通りにウェーブの広場っていうのがあって、そこには、その名の通りの地面に波打ったようなモニュメントが置かれている。だからウェーブ通りっていうんだろう。
この波打ったモニュメントは、パブリックアートとも言えるんでしょうが、実情はどうやら、ホームレスの人が寝泊まりしないようにするためのモニュメントで、排除アートと言われるものらしい。そうか、ここら辺にもホームレスの人たちがいたのか。今では全く想像もつかないな。
この辺りから飲食店、酒場がわんさか。
ウェーブ通りの大衆酒場といえば、山家。戦後すぐからここで乾物店、そして酒場を営み始めたんだそう。コロナ禍では変則的かもしれないが、24時間営業というのもすごい。24時間やっている酒場ってのはそうそうないですよね。
取り敢えず、山家に入って、取り敢えず、冷奴とラガー。
焼き鳥が2本ずつからなので、一人で行った時には、とり盛りか、もつ盛りがお得なのかもしれない。一人で5本も食べれば満足ですな。私は塩派です。
飲み物は、大衆酒場とはいえ、渋谷価格。サワー類が500円というのは大衆の私にとってはちょい高いかな・・・。とはいえ、24時間やっていて昼間からここら辺で飲めるところはそうそうないので、メリットは絶大!
そして鳥竹総本店。ここも焼き鳥の名店。昭和38年(1963)創業。吉田類の酒場放浪記にも登場している。ここは14時開店。
ここから、グイッと坂道になります。渋谷の谷底から登るんですね。
この坂の上には、老舗のライブハウスLa.mamaがあります。Mr.ChildrenやTHE YELLOWMONKEY、あいみょんなどがブレイク前に、ここでライブしていた。この中央街を歩いていたんですね。
渋谷中央街①ウェーブ通りの地図、アクセス
東京都渋谷区道玄坂1丁目
渋谷中央街①ウェーブ通り 情報交換
渋谷中央街①ウェーブ通りについて、勝手な感想を書いてしまっています。皆様の訪れた感想、また足りない情報や、新しい情報などありましたら、コメントをお願いします。情報交換の場にしてもらえればと思います。
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