東京スカイツリーのお膝元である商店街にもかかわらず、商店街としては限界商店街となってしまっている。スカイツリータウンはすぐそこなのに、ここまでは人が流れてこないのか。
墨田区商店街のサイトに掲載されている「押上ガーデン通り商栄会」の紹介によれば、商店会の設立は50年以上前ということなので、設立されたのは1960年代、いや50年代かもしれない。
また、押上ガーデン通り商栄会の紹介には、40軒程度の店舗が掲載されているのだが、どう考えてもそれほどのお店はない。飲食店も9店舗ほど掲載されているが、おそらくそれほども営業していないのではないだろうか。
どうやら、押上ガーデン通り商栄会は四ツ目通り上にあるんだが、京島交差点から押上三丁目の交差点まで道路の拡幅をおこなっているらしい。これが影響しているのか。確かに、ところどころ無駄に歩道が広い箇所がある。そして歩道が広がった奥には、新しめのマンションが建ったりしている。
上二つの写真のようにレトロな建物が少し残っているのだが、周りの広がった歩道よりも車道側に出っぱっている。
この拡幅事業は、東京スカイツリー開業の年、平成24年(2012)から始まっているようだ。その頃までは、上のようなレトロな建物が車道に接近し、そこにはお店、飲食店などがあるレトロな商店街だったのかもしれない。そして商店会組織ができた頃の50年代なのか60年代頃は、大型ショッピングセンターも無く、下町に住む人たちや、このあたりの町工場で働く人たちなどで賑やかだったのかな。
そのうち、出っぱったレトロな建物は消滅してしまうんだろう。最初の写真の中華料理江華は、見るからに庶民文化の歴史を醸し出していて絶滅してしまうのが惜しいような気がするのだが。しかし、もうここまで拡幅されてしまっていると、もうただの道路になってしまうことは抗いようがないのだろう。押上ガーデン通り商栄会という商店会組織はどうなってしまうのだろう。
消滅してしまう前に中華料理江華には行っておきたいし、他にも少し飲食店が残っているようなので行ってみたい。
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押上ガーデン通り商栄会の場所、地図
東京都墨田区押上3丁目、京島1丁目、2丁目
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