赤羽東口を左に向かって歩いて行きますと、ビルとビルの間に赤羽1番街の看板が見えてきます。この赤羽1番街は、戦後の復興を目指して商店街が形成され、その後、区画整理にあたり、赤羽にあった新仲見世商店街と商盛会も合流し、日本の復興とともに発展していきました。
製紙工場や、金属加工場など、町工場が多い土地柄ですので、町工場で働く労働者向けに、飲み屋が集まりました。夜勤を終えた労働者が仕事終わりの朝から飲めるよう、朝から営業しているお店も多いです。
そのようなことで、このあたりは「せんべろ」と言われる安く飲める居酒屋が多いのです。そこが大きくクローズアップされてからは、飲み屋街観光地とでもいうようなことになっています。特にこの赤羽一番街には、古くからあるお店に加えて、新しい居酒屋がどんどん出店している状況です。
商店街ですので、メインストリートには、飲み屋だけでなく、洋服やカバンが吊るしてある呉服店など、様々なお店があります。
メインストリートの両側には、白壁の同じような建物の一階に、それぞれ店舗が入っています。建物は随分年季を感じます。
朝から、活気のある赤羽1番街ですが、一時は、シャッター通りと化していた時期があったようです。今でこそ、このような赤提飲み屋街が見直されていますが、バブルの時期なんかは、ただの古いしみったれた労働者の居酒屋としか見られていなかったでしょうし、ショッピングセンターなどの煽りも大きく受けていたでしょう。
平成になって、またバブルが崩壊して、20年以上経つと、日本が一番元気であった戦後の昭和が懐かしくもありますし、古臭いどころか新しさすら感じます。再び活気を取り戻した赤羽1番街は、赤提灯な居酒屋だけでなく、バルなど新しいお店も出店しています。
平日は10時、土日祝は9時から営業しているまるます家。土曜日に、朝10時頃行ったのですが、もう列ができていて満杯でした。もう観光地化しています。
赤羽1番街には幹から枝葉が分かれるように細い路地が分かれており、「1番街シルクロード」、「OK横丁」、「明店街」など、商店街として様々なお店のある赤羽根1番街とは違い、独自の飲み屋街を形成しています。
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赤羽グルメ(飲み屋、せんべろ)スポット
赤羽、その他の飲み屋街。・OK横丁
迷路のような路地に居酒屋が密集しています。
・一番街シルクロード
下町商店街的なアーケードの中は、ほとんど飲み屋さんです。
お昼頃から大変な賑わいです。
・明店街
こちらも、居酒屋さんだらけの通りです。
赤羽の歴史観光スポット
赤羽というと、昼飲み、せんべろの街のイメージが強いですが、武蔵野台地の北東端という地形から、戦国の武将・太田道灌築城の稲付城がありました。そのような関係から、歴史散歩も楽しめる街なのです。・自得山 静勝寺
東京都北区西赤羽1−21−17
戦国時代の武将、太田道灌が築城した稲付城跡に創建されたお寺。
赤羽歴史散歩の中心スポットです。
・妙覚山 蓮華寺 普門院
東京都北区西赤羽2−14−20
鎌倉時代創建とされる歴史あるお寺。
その境内には、チベットやインドを彷彿とさせる建築があふれる摩訶不思議ワールドです。
・陀枳尼天社(道灌山稲荷社)
東京都北区西赤羽2−14−20
普門院前の小さな祠ですが、赤羽の歴史や文化を知ることができます。
赤羽一番街 情報交換
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