学芸大学駅前の商店街は、西口も東口も人通りが多く活気の残っている商店街。こちら東口側を占める学芸大学東口商店街も人出で賑わっている。学芸大学というと何だか目黒のハイセンスな街という勝手なイメージがあるのだが、駅前の商店街に限ってはそんなことなく、何だか昭和が取り残されたようなアットホームな街並み。
訪れたのは2023年の年の瀬だったのだが、駅前の街中華二葉の店前に大行列ができていた。散策の休憩で、ここで一杯やろうと思っていたんだが、行列に並ぶのが大の苦手なので諦めた。どうやら、この昭和レトロな街中華の二葉は、2023年の年末で一旦店じまいして、お店を建て直すのだそうだ。
木の生い茂るこの味のある店舗は無くなってしまうらしい。それで、ここで食べてきた人たちが、この建物で最後に食べようと集まってきているのだ。あぁ、ちょっとしたキレイなビルになるんだろうな。こうして少しずつ街の味わいが薄れていくんだな。
TELEPATHY ROUTE。古着屋さんなんだが、このお店、2000年代頃に中目黒の目黒川沿いにあったんだよなぁ。当時、中目黒の目黒川流域には、古着屋からストリート系のショップまで多くのショップがあった。今はどうなんだろう。
それはいいとして、中目黒のTELEPATHY ROUTEは、いつの間にか無くなっていて、もう廃業したんだろうなと思っていたが、学芸大学に移転してたんですね。と懐かしんでいたのだが、実は2024年5月には閉店してしまったという情報がX(twitter)で流れている。
こだわりのある古着屋で好きだったんだが・・・
古ぼけた商店ビルが点在している。こビルもレトロなビルだけど、2階にはAquviiという雑貨から、ウェア、アクセサリーなどを手掛けるブランドが入っており、1階にはゐ恋というレトロな喫茶店が入っている。
立ち飲み屋はやりの昨今、商店街の路地裏に令和4年創業の立ち飲み鉄砲玉。学芸大は基本的に昼飲みできるお店は少ない。このお店も夕方から。
東口商店街は、学芸大十字街という、かつては飲み屋横丁だったのかと思しき小径と接続しているのだが、その付近の東口商店街側にもレトロな横丁が残っている。
ただ、かなり廃墟歴が長そうな建物もある。この福よしの看板のある建物、過去にはおそらく福よしという精肉店の両脇に、すき焼き屋と洋食レストランがあったと思われる。
なかなかの佇まいだ。洋食レストランは、令和の始め頃までは営業していたようで、クラッシックの流れる昭和レトロなレストランだったようだ。行ってみたかったものだ。
やはり、学芸大では昼間から居酒屋はやっていない。
路地裏から、本通りに戻る。駅から離れても活気のある商店街だ。
ベトナム料理屋に、2階がレディース専門の古着屋。
行列のできてるドーナツ屋とか、老舗の洋食屋とか、古着屋とか。東口商店街は、レディースの古着ショップが多い。
町の中古レコードショップ、satellitegakugeidai。中古レコードショップというと新宿、渋谷、下北沢、お茶の水などなどだけど、この学芸大にしてなかなかの規模の中古レコードショップだ。
その向かいには、これまた懐かしい町の電気屋さん。ただ、町の電気屋さんでSONYの看板がデカデカと掲げられているのも珍しいのでは?町の電気屋さんというとナショナルのイメージが強くて。昭和の時代のSONYというとウォークマンを作ったり、なんかトガってるイメージがあって、地元密着っていうイメージがない。
学芸大東口商店街の東はじは都道にぶつかるのだが、都道の向こう岸には昭和レトロな商店長屋があり、なかなか風情がある。
学芸大学東口商店街の地図、アクセス
東京都目黒区鷹番2丁目、3丁目
学芸大学東口商店街 情報交換
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