なぜ、Gなのか?
武蔵小山商店街パルム(PALM-1〜4)の頁でも掲げた「東京市内商店街ニ関スル調査」(国立国会図書館デジタルコレクション)の武蔵小山商店街見取図。これを見ると、西南方面の通りには、「小山銀座二丁目」と記されている。また、地域で発行されている新聞には、この通りを銀座通りと書いており、どうやら、地元では古くから銀座通りと呼ばれているようだ。
そして、ネットで検索しまくっていると「武蔵小山銀座通り親栄会」という名前が出てきた。令和6年現在の品川区のホームページの荏原地区の商店街を紹介するサイトにも「武蔵小山銀座通り親栄会」の名前が掲載されているので、もしかすると、ここは、武蔵小山商店街とは別の商店会組織なのか?そもそも大正から昭和にかけては、小山銀座と呼ばれてかなりの賑わいだったようでもある。
そんなこんなで、Gは、銀座のGということのようだ。
そのかつては小山銀座であったであろうPALM-Gは、PALM-1〜4と比べて古い建物が多く、また、チェーン店というより地元の個人商店が多いようだ。時の流れが止まっているようだ。
呉服屋に履物店。渋すぎる。「パン工房こみね」は、PALM-4に昭和の終わり頃からあったパン屋さん。PALM-Gに移転してきたそうだ。
PALM-1〜4と違って、下町感あふれる渋い通りだ
この辺りで、アーケードは途切れる。
かなり年季の入った重厚な建築の寝具店。廃業しているようだ。こんなどっしりとした商店を立てるくらいだから、かつてはこの辺りまで賑わったんだろう。この先は、ポツポツと商店があるくらいで、マンションや住宅に代わっていっているようだ。
先ほど、この通りは「武蔵小山銀座通り親栄会」ではないかと書いたが、実は、この通りの街灯には「武蔵小山商店街」と書いてあるのだ。なので、この通りというか、この商店街の正体がよく分からないのだ。
看板に「◯州屋本多商店」と書いてある。商店が、また一つ解体されているようだ。
武蔵小山商店街パルム(PALM-1〜4)◀︎武蔵小山商店街パルム(PALM-G)
武蔵小山商店街パルム(PALM-G)の地図、アクセス
東京都品川区小山4丁目
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