2024年9月23日月曜日

西新井浅間神社|西新井の住宅街に残る西新井富士講中の痕跡

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 足立区西新井の住宅街、空き地かと思いきや鳥居があり、かろうじて神社と分かる。一方は隣の中古車屋の鉄塀が迫り、社殿後方には「梅元家政婦紹介所」の看板を戴く、とても素っ気のない神社。
 浅間神社ということなので、富士山と関係があるのだろう。調べてみると、創建されたのは江戸時代。寛永15年(1638)ということで、それほど古い神社ではないようだ。そして創建に関わったのは地域の富士講中。江戸時代の富士山信仰ブームにのり創建されたのだろう。



 不動明王像や、富士登山を記念した板碑などが雑然と置かれている。明治以降、富士登山は単なるレジャー登山となり、富士山信仰、富士講というものは衰退していった。そんな歴史も影響しているのだろうか。


 この浅間神社の社殿が置かれているところは、少しこんもり盛り上がっていて、実は、浅間神社塚遺跡という名で遺跡として登録されている。遺跡のデータベースで調べてみると中世か近世の塚?とだけ書かれている。
 中世から近世というと、平安末期から明治維新までとかなり幅広い想定年代だが、もしかしたら、浅間神社が創建される前から司祭的な何かしらかがあったところなのだろうか。


西新井浅間神社地図、アクセス

東京都足立区西新井6−3−16

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