四谷・荒木町すり鉢地形の谷底にある策(むち)の池。策の池に関しては、「荒木町奥の細道」の記事をご覧ください。
その策の池の畔に津の守弁財天が祀られています。
境内にある説明板によれば、古来より池の畔にあったようであります。ので、いつから祀られているのかは不明であります。
もともと、池の畔の別の場所にあったようですが、昭和31年に今の場所に再建されたようです。側面から見ると、溶岩石か何かを積み上げて、その上に祠を建てています。周りがビルに囲まれていなければ、なかなか見栄えのあるお社なのではないでしょうか。残念です。
ビルに囲まれ日当たりが悪く、薄暗いですから、池もどんよりして見えてしまいます。
ネットを見ていると、策の池には、鯉や亀がいるという記載もありますが、私が見た限りでは目に見える生物はいませんでした。
このビルに囲まれ、薄暗い無機質な景観・・・
以前は、坂の上から滝が流れ、大きな策の池周辺は、景勝地で、料亭が立ち並んで賑わっていたようですが・・・
私のような門外者にとっては、そのように感じてしまいますが、ここに住んでらっしゃる方は、賑わいよりは、落ち着いた生活の方が必要なのかもしれませんが。
津の守弁財天の地図、アクセス
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