2020年4月5日日曜日

初音森神社(本社)|江戸時代の石造物も残る下町の神社

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 墨田区の両国駅と森下駅の間にあります。が、江戸初期までは、中央区の馬喰町にありました。


 創建は、鎌倉時代中期と伝えられています。創建の地は、馬喰町初音ノ森といい、鶯が多く棲んでおり、鶯の鳴き声を初音といっていたことから、このような地名、社名がつけられたようです。元弘年間(1330年代)、尹之大納言・藤原師賢によって創建されたと伝えられており、文明3年(1471)、太田道灌の寄進により、社殿が造営されたようです。


  馬喰町から、現在の地に移ってきたのは、万治2年(1659)です。江戸開府後、浅草見附門が建設されたため、社地の半分が召し上げられました。そして、明暦の大火の後に、郡代屋敷の建設用地となり、社地は全て接収されてしまいました。そのため、替地として、現在の場所に遷座しました。


  馬喰町から、移ってきても、氏子の人たちは、お参りやお祭りのために大川(隅田川)を渡って来ていたようです。
 戦後、昭和23年(1984)に、元の場所の馬喰町に儀式殿が建てられました。

 本社の境内には、歴史ある石造物がいくつかあります。


 田部酒庵稲丸の「ここに来て聞くそ嬉しき葛飾の初音の森の鶯の声」という歌碑。田部さんとは、どうやら、初音森神社の宮司のようです。田部酒庵稲丸も宮司だったのでしょうか。


 狛犬は、安政年間(1818~1830)に造られたものです。犬というか、獅子でしょうか。なぜか、片方しかいません。戦災か、震災か何かで倒壊したのでしょうか。


 大幟立石には、安政6年(1859)と刻まれています。

祭神

 豊受比売命

音森神社 本社の地図、アクセス

東京都墨田区千歳2−4−8
 

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