大田区糀谷界隈に複数ある天祖神社のうちの一つ。
新編武蔵風土記には、「鎮守の年代詳ならず」と書かれていますが、一方で、「村民久左衛門と云もの造立せし」と書かれています。糀谷神社の境内社「釋護子稲荷神社」の縁起でありましたが、この久左衛門という人は、石井久左衛門だと考えられ、この人は、天明年間前後にいた人のようですので、この糀谷神社も、天明年間前後に創建されたと考えられるのではないでしょうか。
それにしても、この石井久左衛門という人、村民で、これだけ神社を創建するとは一体何ものだったのでしょうか。
そして、なぜ、この辺りの人たちは、これほどまでに天祖神社(神明社)をたくさん造立し、天照皇大神を祀ったのでしょうか。散策していて不思議です。
この手水鉢、安政六年と刻まれていました。歴史あるものなのですね。
境内社の疱瘡稲荷大明神。
ご祭神
天照皇大神
豊受姫大神
例祭日
9月第1土曜日、日曜日
西仲天祖神社の地図、アクセス
東京都大田区西糀谷4−9−17
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