江戸時代の元禄4年(1691)に創建された神社。旧日光街道から、旧水戸街道に入った辺りにあります。
社殿は、明治16年(1883)に建てられたもの。震災も戦災も免れたのですね。
氷川神社社殿脇には、境内社。高正天満宮、稲荷神社、猿田彦大神の3社が祀られています。
高正天満宮というのは、江戸時代、このあたりの名主であった高梨信平と、高梨信平の地域の子どもたちへの教育を継承した正木昌房の頭文字を取ったもの。高梨家は、代々、菅原道真の像を信奉していたそうで、正木家に教育を引き継いだ際に、菅原道真公の像も正木家に託したそう。
正木家は、これを個人で祀るよりも氏神社内で祀った方が広くご利益があるだろうと、千住氷川神社に祀ることにしたそう。
境内には、高正天満宮の謂れが刻まれた石碑があります。元治元年(1864)に建立されたそうです。
千住氷川神社の地図、アクセス
東京都足立区千住4−31−2
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