2022年5月21日土曜日

千住本氷川神社|江戸時代に建てられたであろう旧社殿が見どころ

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 千住は本当に氷川神社が多い。もしかしたら氷川神社しかないのではないかと思うくらい。
 この千住氷川神社(本が入るので間違えないように)は、徳治2年(1307)に、近所の牛田に千葉山西光院とともに創建されたそうです。



 千住が宿場町として栄え始めた江戸時代初期に、今の場所に分社が建てられたのです。境内に入って、正面にある社殿が、実は、その分社なのです。その後、明治43年(1910)に、荒川放水路建設のため、牛田にあった氷川神社は移転することになり、この分社と合祀されることになり、そして、昭和45年(1970)には、社殿を新築されることになったため、この旧社殿は末社の久須志神社としてそのまま残されているのです。
 旧社殿の向拝は、千鳥破風、その前面が唐破風という二重構造の破風となっていて、頭貫や虹梁には龍や鳥類の彫刻が施してあり、とても趣のある社殿です。残っているキセキに感謝です。
 ただ、この旧社殿が、いつ建造されたのかは全く記録が残っていないようです。
 ちなみに、上の写真の石燈籠は、文久2年(1862)、手水舎が万延元年(1860)に建てられたようです。



 旧社殿の脇には、三精稲荷神社。


 そして、奥に、現在の千住本氷川神社の社殿があります。




住本氷川神社の地図、アクセス

東京都足立区千住3−22

     


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