渋谷中央街のいくつかある通りの中で東急プラザの脇の通りなので、プラザ通りというのだろう。東急プラザは令和元年（２０１９）にリニューアルされていて、周囲の昭和なビルと街並みを比べると、そこだけ真新しいんだけど、何か無機質で温もりがない。
この通りも、中央街の御多分に洩れず、酒場がたくさんある。バーなんかが多いのが他の通りとちょっと違うのかな。とはいえ、２４時間営業の老舗酒場、山家もある。
なんで、この辺りには酒場が多いのか？しかも渋谷らしからぬ大衆的な酒場。山家は戦後すぐからここで大衆酒場として初めていて、ウェーブ通りにある鳥竹総本店は、昭和３８年からやっている。思い出通りの小倉山は昭和５８年からやっていてい、このお店も２４時間営業。
これらのお店は、渋谷が若者の街と言われる前からやっているわけなので、若者相手な感じではないのはわかるんですが、それにしても、サラリーマン相手っていう感じもしなくて、なんだか、下町の労働者の相手の酒場って感じがする。
今のような若者の街で眠らない街と化した渋谷なら、眠らない若者相手に２４時間居酒屋がやっているというのも分からなくはないけど、これらのお店はそうなる前からやっている。２４時間酒場が必要な人は誰なんだ？労働者としか考えようがない。昼夜問わず操業する工場、工事現場などで働く労働者の人たちは、その日の労働で稼いだお金で、昼夜問わずその日の労働が終わった時点で酒を飲むのだ。
そういう労働者が集まる街だったのだろうか？ネットでしか調べる技量がないので、ネットで調べていると、渋谷駅から、並木橋あたりが、どうやら過去にはドヤ街だったという記述がちらほら出てきた。ただ、どちらかというと並木橋あたりに簡易宿泊所（ドヤ）があったらしい。確かに、あの辺りにはウィンズ（場外馬券売り場）もあるし、なるほどそうだったのか。今では考えられない。
ただ、ここ渋谷中央街から並木橋はちょっと離れているので、そのドヤの文化がこの辺まで関係していたのかどうかは微妙ですね。もっと調べてみたいもんだ。今度は、並木橋辺りを散策してみよう。渋谷も奥深い街だ。
渋谷中央街③プラザ通りの地図、アクセス
東京都渋谷区道玄坂１丁目
渋谷中央街③プラザ通り 情報交換
渋谷中央街／プラザ通りについて、勝手な感想を書いてしまっています。皆様の訪れた感想、また足りない情報や、新しい情報などありましたら、コメントをお願いします。情報交換の場にしてもらえればと思います。
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