2019年11月10日日曜日

鮫洲八幡神社|品川の猟師町の神社

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 旧東海道の鮫洲商店街の路地の一つが、参道の鮫洲八幡神社。
 旧東海道には、飛鳥時代からある荏原神社や、鎌倉時代からの南品川諏訪神社など、古い神社があります。ですが、この鮫洲神社は、歴史が定かで無く、江戸時代、寛文年間(1661〜1672)以前といわれてております。この辺りでは、わりと新しい神社になります。


 鮫洲八幡宮は、昔は、御林八幡宮と言われていたそうです。御林というのは、江戸時代、この辺りは、御林町と呼ばれていたからです。幕府の直轄林であった地域を開発したため、御林町と呼ばれたそうです。


 現在の社殿は、昭和47年(1972)に建てられた社殿です。



 上の石灯籠は、安政三年(1856)と刻まれています。下の寄進者の名前には、猟師と刻まれています。猟師というと、山の狩人のようですが、ここでいう猟師は、漁師なのです。
 狛犬さんは、嘉永2年(1849)です。



 8月14日あたりの金土日に例大祭が行われます。例大祭の時は、この神楽殿で御囃子が演奏されます。



 境内には、富士山信仰の富士塚があります。
 また、その向には、平林九兵衛の碑があります。


 平林九兵衛の碑というものの、平林九兵衛とは誰?という感じですが、品川出身の明治時代の政治家だそうです。地元の発展に尽力された方のようです。品川では、有名な方なのでしょうか。

境内末社
 鮫洲八幡神社には、末社が多くあります。
 まずは、出世稲荷神社。



 出世稲荷神社は、都内に多数ありますが、こちらもその一つです。


 境内には、大きな池があり、その池のほとりに、厳島神社と漁呉玉(なごたま)神社があります。




鮫洲八幡神社の地図、アクセス

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