亀戸花街の見番があった三業通りの北には、三業通りに並行するように昔は商店街だったのかなと思わせるような通りがある。いつからあるのか分かりませんが、ことぶきという酒場や、中の茶屋という蕎麦屋もある。この中の茶屋の風貌があまりにも秀逸。平屋だったと思われる建物に、トタン壁の2階、3階が建て増しされているような建物。
これら以外にも飲食店だったのかと思わせるような建物があるこの辺りの電柱にも「遊園支」の標識が付いているのです。この辺も、花街、私娼街、カフェー街だったのです。なので、人が集まったでしょうし、この通りはそんな人たちのための飲食街だったのでしょうか。
商店や、その遺構のような建物がまだまだ残っている。その昔は商店街だったのかもしれません。
そして、さらに北に向かう路地に入るとカフェー建築の遺構であるとされる建物が残っています。亀戸に残るカフェー建築は、多分この建物だけでしょう。
丸みを帯びた窓に、タイル張り。カフェー建築の特徴を網羅しています。
三業通り(亀戸)の地図、アクセス
東京都江東区亀戸3丁目
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