2025年8月10日日曜日

あらかわサンロード商店会|都電荒川線沿い、昭和の残る商店街

  ホーム東京の商店街>あらかわサンロード商店会


 東京に残るふたつの路面電車のうちのひとつ、都電荒川線沿い。町屋駅前停留所と町屋二丁目停留所の間、線路の南側にあるのがあらかわサンロード
 路面電車と商店街。いかにも下町といった風情です。


 休日の、しかも朝ということもあり、お店はほとんど閉まっていました。


 ちょっと路地を覗くと、酒場が見える。もちろん朝なのでやってませんが、このいかにも下町な路地を入ってみると。


 さらに細い路地が毛細血管のように枝分かれしています。


 風情のある、昭和な長屋が残っています。あー、下町だ。


 昭和で下町な路地に新しめなそば屋さん。
 こちらは、2023年まで荒川銀座にあった昭和5年(1930)頃に創業した京屋さんが移転したお店。







 魚屋さんの貝政と、畳屋さんの森畳店。こういうお店が、ご健在なのがいいですよね。


 ちょっと路地に入ってみると、ポツンと味のある昭和が残っています。



 この丸屋というのは、お店の大きさからしてスーパーかと思いきや、惣菜屋さん。1960年代からやっているようだ。近くの工場で働いて、仕事帰りに惣菜を買って帰る、とか、都電で仕事から帰ってきて、惣菜を買って帰る。そういう昭和の下町の暮らしが想像できますね。
 都電の町屋二丁目の停留所から南の路地を入って歩くと、信じられないのですが、昭和29年から昭和42年頃まで映画館があったそうなんです。しかも、後年はストリップ劇場だったようで・・・消えた映画館の記憶というサイトに書いてありました。
 実は、路地を入った通りは、町屋銀座商隆会という商店街だったようです。都電の停留所近く、住宅街の路地にある商店街。その奥には映画館があったとは!うーん、東京の下町のノスタルジー。今度、散策して見たいものです。


 都電の町屋二丁目の停留所から南の路地を入って、その映画館があった方には行かずに、別の路地に入ると、とても昭和な看板を発見!


 ディスコゲームセンター!ディスコとゲームセンターが併設だったのか?それともディスコという店名のゲーセンだったのか?それとも、ゲームセンターという店名のディスコだったのか?それともディスコゲームというゲームがあったのか???
 想像し始めるとキリがないですが、よく見ると、上下にGAMEって書いているので、やっぱりゲーセンですかね。かつてはここに、子供たちが、たむろってたのかな。


 ディスコゲームセンターの先には、これまた昭和感満載の食堂がある!
 丸福食堂昭和33年(1958)創業!
 この散策のメイン目的は、ここ。


 午前7時からやってます!こんなに早い時間からやっているのは、おそらくこの辺りが下町工場地帯として栄えていた頃に、工場の労働者向けに営業を始めたのでしょう。その頃は、こういう食堂が多くあったんだろうな。


 朝8時過ぎにお店に入ると、ご主人からお酒を飲むか聞かれたので、当然、飲みますと答えたところ、なんと酒の提供は9時半からとのこと。
 それにしてもご主人、わたしが酒を頼む前に、酒を飲みますか?と聞いてくるなんて、わたしが酒を飲みにきたというのが、見た目だけで分かってしまうなんてすごいですね・・・。


 ということで1時間半の散策を終えて、9時半に再入店し赤星をいただく。
 食堂と赤星、黒板メニューと赤星、絵になりますね。
 ただ、ちょっと、グラスが・・・ただのコップだったら良かったのに。


 お客さんのいない隙に写真撮りましたが、実は、隣に先客お二人いましたし、後から次々お客さんが入って来られました。早朝とはいえ、いくらでもお客さん来るんだなと感心。




 目玉焼きが、どうにもこうにも美しい!!絶品!!


 確か、レモンサワーだかチューハイだかを頼んだような気がするのですが、やはりグラスが・・・グラスというか、なんかステンレスのタンブラーみたいなのに入っていて・・・




らかわサンロード商店会の地図、アクセス

東京都荒川区荒川6丁目

らかわサンロード商店会 情報交換

あらかわサンロード商店会について、足りない情報や、新しい情報などありましたら、コメントをお願いします。情報交換の場にしてもらえればと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

こちらからコメント、情報をお願いします。