2018年12月29日土曜日

バーボンロード(東急駅前会)|蒲田のカオスな飲み屋街[東京マップ]

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  大田区は、町工場の街ですから、大田区の中心部の蒲田駅周辺は、労働者の街でありますし、外国人の方も多い、カオスな街であります。
 東急といえば、東急東横線や、東急田園都市線など、何かとおしゃれなイメージがありますが、このカオスな街”蒲田”にも東急線が乗り入れております。しかし、この蒲田に乗り入れている東急池上線、東急多摩川線は、東急のおしゃれなイメージとはかけ離れた、庶民的な、下町的な路線であります。
 この蒲田の東急線の高架下の狭い路地にあるのが、「東急駅前会・バーボンロード」です。どうです、この東急沿線とは思えない、カオス感、場末感、ごちゃっと感!
夜は、この狭い路地に、赤提灯や、看板が灯ってとても良い雰囲気なのですが、今回は、昼間の散策でしたので、その雰囲気がお見せできないのが残念です。基本的に、昼間は閉まっているようで、昼のみという感じではありませんし、ですので、このように、昼間は閑散としています。


 バー、やきとん、オイスターバー、うなぎ、外国居酒屋、などなど、カオスな蒲田らしく、バーボンロードのお店の業種も実にカオスです。


 また、このバーボンロードの北側にも狭い路地があり、この路地にも、焼き鳥屋など、味のある昭和レトロなお店が凝集して、いい雰囲気を醸し出しています。この路地もバーボンロードの一部なのかどうかは分かりません。
 なぜ、このカオスな横丁が「バーボンロード」というネーミングなのか?バーボン片手に飲み歩くアメリカンなバックストリートというよりは、日本の下町の労働者とサラリーマンが集う、昭和レトロな横丁ですが。ググってみても、よく分かりませんでしたが、ここのお店の人たちが、酔ったノリで名付けたようなことが書いてあるサイトがありました。いつからこの名前なのかも分かりません。
 「東京戦後地図ヤミ市跡を歩く」(藤木TDC著、実業之日本社)によりますと、やはり、戦後、蒲田駅前にはヤミ市が広がっていたようであり、このバーボンロードもヤミ市の名残のようです。ただ、東急線の高架橋は、戦後からあったものではなく、昭和43年(1968)に高架化されているようですので、この高架下のお店が、そのまま戦後のお店ということではないようです。
 この日は、バーボンロードの西端から駅に向かって歩いて行きましたが、実は、この高架下は、途中から、「東急駅前会」が終わり、「蒲田東急プラザ・くいだおれ横丁」となります。そのまま、同じような高架下狭小路地飲み屋街が続いていくわけであります。

バーボンロードの地図、アクセス

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