よみせ通りを、この下に藍染川が流れていたんだなぁと考えながら文字通り夜散策していましたら、何やら上の方が緑色にぼや〜っと明かりが灯っているのが見え、どうやら路地があるようです。まさか！
おぉ〜っ！飲み屋横丁ではないか！探してもいないのに、偶然遭遇した時の感動といったらありません。よみせ通りから、一本すぅっと細い路地があり、その名も「すずらん通り」。妖しく緑に光る看板の奥には、２階建ての建物が連なり、酒場の灯りが連なっています。谷根千エリアの観光地ではありますが、谷根千の観光客は、谷中〜千駄木〜根津方面ですから、西日暮里側に歩いて行くと観光客も少なくなります。と言いますか、谷根千は、夜の街ではありませんから、そもそも人の絶対数が少なく、このすずらん通りも、こんなに昭和レトロですが、一通りはまばらです。多分地元の人が通う横丁なのだと思います。
昭和レトロを悪用したような奇をてらったお店はなく、健全な昭和レトロなお店や地元に根ざしたスナックなどが軒を連ねています。
このすずらん通り、いつ頃からあるのかよく分かりません。戦後のヤミ市に端を発する横丁だとは思うのですが。今度、飲みに行って調査するしかありません。
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すずらん通りの地図、アクセス
東京都文京区千駄木３−４４
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