2022年3月5日土曜日

三ノ輪銀座商店街(ジョイフル三の輪)|大正時代からあるレトロ商店街

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 夜の散策となってしまった三ノ輪銀座商店街。三ノ輪銀座商店街の通称はジョイフル三の輪。この辺りの山谷地区のいろは商店街や、日の出会商店花街などは衰退しかけていたり、下町には死滅しかけた商店街が多々ありますが、このジョイフル三の輪は、まだまだ活気のある商店街のようです。


 都電荒川線の三ノ輪橋停留場近くですから、戦前から賑やかなところだったでしょう、大正時代からある古い商店街なのです。都内の商店街をいろいろ見ていると、戦前に都電沿線で栄えていても、廃線になったルートにある商店街は、衰退してしまっているところが多いような気がします。いろは商店街や、日の出会商店街も、都電沿線にありましたが、1970年代に廃線となっています。廃線にならなければ、もしかしたら、まだ賑やかな商店街だったのかもしれません。


 東京大空襲では、ジョイフル三の輪の間近まで戦災で消失してしまっているのですが、ジョイフル三の輪は焼け残ったようです。戦前からの建物が残っているのかどうかは分かりませんが、昭和レトロな建物が多く並んでいます。アーケードがかかっていると、なぜだか、どうしても視線が上にいかないのですが、上の方をよく見て歩くと、建物たちは、古い看板建築であるのが分かります。



 下町情緒あふれるジョイフル三の輪、テレビドラマや映画のロケでも多く使われています。肉の富士屋は、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「万引き家族」のロケで使われました。その他、ドラマ「野ぶた。をプロデュース」など多くのドラマで、ジョイフル三の輪は使われています。



 路地にもお店、飲食店などあります。



 もう昭和レトロ満載の字体の看板、パンのオオムラ。戦前からあるパン屋さん。





 ジョイフル三の輪で、一番存在感を放っているのは、砂場総本家でしょう。創業は、大正元年、現在の建物は、昭和29年築で、荒川区の文化財に指定されています。昼間から飲みっぱなしで、満腹なので、今回は寄りませんが、一度行ってみたいですね。





 日曜日の夜散策だったので、開いていないお店もたくさんあります。


 チェーン店などはあまり進出していない、地元密着な商店街です。


ノ輪銀座商店街(ジョイフル三の輪)の地図、アクセス

東京都荒川区南千住1丁目
 

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