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2023年1月 山谷再訪
1回目の訪問から1年少々。また山谷を味わいたくなった。
この前は休日だったので空いていなかった角打ちのできる路地裏の酒屋、淀屋酒店にまず直行。お店に入りぎわに、一人のお客さんが出て行って、お客さんは誰もいなくなった。平日の昼間だし、そんなもんか。でも往時は、三交代で昼夜問わず働く日雇い労働者の人たちが、昼夜問わず飲みにきていたのかもしれない。
角打ちとしては、なかなか広いスペースをとっているので、かなりの人数が入れそう。酒は多分、普通の酒しか置いていなく、特に何にこだわっているわけでもなく、つまみも缶詰と乾き物が置いてあるが、特に何にこだわっているわけでもなさそうだ。この飾らないスタイルが本物を感じるんだな。
その後は、吉野通りを浅草方面に南下し、路地にある来福亭へ。
特筆すべきお店ではない。ただこの外観、内観の佇まいが、昭和を駆け抜けた歴史の重みを感じ、昭和庶民文化財に指定したいのだ。そんな文化財はないけど。近くに駅があるわけでもないこんな路地裏で、この佇まいだと何十年とやってきたのだろう。ただ、戦後少しまでは、吉野通りは路面電車が走っていたし、この近くにも停留場があったので、人の流れも多かったのかもしれない。
大将は釣りが好きなのだろう。魚拓が飾られていたり、古札も飾られている。このセンスが、昭和の個人商店なのだ。
我々と、あと二人くらいお客さんがいた。そもそも狭小なお店なのでいっぺんにたくさんのお客さんは入れない。
その後、吉野通りの居酒屋アローというお店に入った。昼の日中だったけど、こちらは大盛況。お年寄りなどがわんさか、飲めや歌えやの大騒ぎだった。写真を撮るのを忘れた。
吉野通りの地図、アクセス
東京都台東区日本堤1〜2、清川2、東浅草1〜2、今戸2
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