2023年10月29日日曜日

浅草六区通り会|浅草芸人の足跡がたどれるレトログルメ商店街

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 台東区商店街のサイトによると、以前は浅草六区フラワー通り商店会といったそうだ。おそらく戦後、通りに植栽をして緑豊かにしていたらしいのだが、それが繁茂しすぎて通りが薄暗くなてしまっていたようなことが書かれている。かつての大歓楽街だった浅草から一時期、人も集まらなくなり、そんな寂れた時代と重なるのかもしれない。


 平成17年(2005)、つくばエクスプレスの開業時に、思い切って植栽をなくし、通りを整備、浅草六区フラワー通りから、浅草六区通りに名称も変更された。そして、街灯には浅草ゆかりの文人や、芸能人の写真看板がかけられている。
 浅草六区通りは、かつての浅草興行街、六区ブロードウェイに西側で接していて、東はホッピー通りに接する。六区通りにも飲食店、居酒屋があるが、その先のホッピー通りはまさに浅草の居酒屋の聖地。六区ブロードイェイからホッピー通りまで、芸能人も多く歩いてきた通りなんだろう。



 ロック通りの西側から入るところに細い路地がある。ここも通り抜けるとホッピー通りにつながるのだが、ホッピー通りまでのこの細い路地にも居酒屋や飲食店がある。一八は、若い頃、ビートたけしも腹ごしらえに来ていたと、ビートたけし著の「浅草キッド」に出てくる。


 大きな甘栗店があるが、平成17年の開業なので、つくばエクスプレスの開業に合わせて出店したのだろうか。浅草六区通りの北にある奥山おまいりまち通り商店街のように新旧のグルメが楽しめるというよりは、いぶし銀の老舗大衆グルメが楽しめるのが浅草六区通りだ。


 ザ・昭和なたたずまいの町中華、康楽。浅草の中心街では、唯一無二の味を出している町中華ではないでしょうか。


 なんと明治22年(1889)創業の天ぷら、寿司の老舗、徳仙。萩本欽一もよく通っていたようだ。



 なんだかカオスな洋服屋もあるぞ。


 居酒屋の捕鯨船は、ビートたけしの歌「浅草キッド」に「煮込みしかない鯨屋で・・・」でもおなじみの居酒屋。昭和52年(1977)の創業。80年代の漫才ブーム前夜、ツービートがブレイクするちょっと前。売れる前のビートたけしが歩いていたんだな。
 そんなこんなで訪れる人も多く、並んでいることが多く、並ぶのが嫌いな私は入ったことがない。


 捕鯨船の隣には、公園酒場を標榜する川よん。ここもそこそこ古くからありそうだ。ここは並ばなくて良さそうなので、今度行ってみたい。
 川よんの隣は、時空館。忍者体験のできるお店だ。浅草は忍者になんのゆかりもないが、海外の観光客なんかには人気なんだろう。


 川よんの建物の上には、昭和レトロな看板が残っている。左の看板が・・・「スナック・洋酒・喫茶 御同伴歓迎 ラストチャンス」。ただのスナックなんだろうか?御同伴歓迎?ここで何が行われていたんだろうか?何の最後のチャンスなんだろうか?なんだか不思議な想像をかき立てる看板だ。


 江戸袋物のお店蔦屋。鹿革などを使った莨(たばこ)入れや、財布、合羽袋などイキな袋物を作る老舗。こんなお店がひょっこり残っている浅草っていいな。


 珈琲 天国。店のたたずまい、店名から、なんだか高円寺の商店街にでもありそうなアナクロな感じの喫茶店。オープンしたのは、こちらも、つくばエクスプレスの開業年の平成17年。ホットケーキや、ソーセージがパンからはみ出て反り返ってるホットドッグなんかが人気。


草六区通り会地図、アクセス

浅草六区通り会は、つくばエキスプレス浅草駅が最寄り駅。
東京都台東区浅草1丁目、2丁目



草六区通り会 口コミ

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