前に、町屋の路地裏横丁いなり通りにあるもつ焼小林に行く時に通りかかって、居酒屋なりきんのローカルなフォルムが気になっていたので、また町屋まで来てしまった。とはいえ、その時は外からも聞こえるくらい、ガヤガヤと賑やかだったので、想像するに常連さんがワイワイやってて、ぼっち客は入りづらいのかなと裏腹な気持ちを抱えつつやってきた。
すると、意外や、お客さんは2人だけ。店主は、カウンターでゆっくりタバコをぷかぷかしてテレビ見てた。なんかいいな、このゆったりした気取らない空気がいい。
先客のお二人はご年配だが、どうやら接待のようだ。下町のローカル酒場で接待とは洒落てるな。地元の会社の人なのかな。
ローカル感がたまらない。ゆったりしている。東京中心部だと、酒を飲むのも忙しい。
とりあえずビールで。
ローカルな居酒屋は、メニューがこれだ!という厳選した少ないメニューのお店と、これでもか!とばかりに大量のメニューがあるお店と別れるが、この居酒屋なりきんは、後者だ。メニューが山ほどある。
たくさんある中で、2品まで選べる100円メニューがある。これは、ありがたいということで、厚揚げ焼きと餃子揚げを頼んだ。
庶民には庶民として、飲み歩くには準備がいる。私の場合は、お昼を食べないのだ。これで、飲みに行く費用を捻出する。お昼を抜いた費用なんて微々たるものだから、安いお店でなくちゃいけない。そして、心地良いくらいでやめる。2,000円くらいが目標なのだ。
100円といって侮るなかれ、しっかり美味い。こんなしっかりした100円メニューだったら、これである程度酔えるな。かなり安くあげられるぞ。
大船に乗ったつもりでビールを早々に飲み干し、酎ハイへ。そしたら、厚揚げ焼きと餃子揚げを食べ尽くしてしまったので、塩ホルモン炒めを頼む。安いから大丈夫。
ふと壁を見ると、TIGER JEET SINGH、えっ⁈タイガージェットシン⁈
店主に尋ねてみたら、タイガージェットシン本物だそうだ。みなさん、ご存知だろうか。インド出身のプロレスラー。サーベルを加えて入場し、サーベルを振り回して暴れ回る悪役レスラー。あの頃のプロレスラーは、キャラが際立ってて本当に面白かった。
プロレス興業関係の人が連れて来たらしい。店主もプロレス好きだったみたい。同年代ぽいな。
そんな話してると酎ハイが空いたので、レモンサワーを頼んだ。そしたら、塩ホルモン炒めを食べ尽くしてしまった。
なんだか、結局がっつり食べてしまった。ゆったりした居心地の良さと、メニューが多くていろいろ食べたくなる。一人飲みは、一人飲み連鎖が発生する場合がある。酒がなくなり頼むと、つまみが無くなって、酒がまだあるのでつまみ頼むと、酒が無くなって・・・
居酒屋なりきんの地図、アクセス
東京都荒川区町屋2丁目8−17
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