ホーム＞花街（花街の痕跡）＞柳新道通り
四谷・荒木町の通りの名前がついている飲み屋通りで、一番細い通り「柳新道通り」です。柳とか、新道とか、花街っぽいなと思いましたが、やはり、花街であった頃にそう呼ばれていたようです。
この通りにも、料亭があったのでしょうか。今は、居酒屋やスナック、バーがひしめいております。
柳新道で、一番目を引いたのは、上の写真の建物。カ、カフェー建築？角が丸みを帯びており、そして緑のタイル。カフェー建築にしか見えません。カフェーとは、大正、昭和初期の風俗店です。赤線の跡地にこのような様式の建築が多いのですが、四谷に赤線があったとか遊郭だったとかあまり聞いたことがありませんが、何故なのでしょう。「よつやこくている」というバーが入っているようですが、以前は、カフェーだったのでしょうか。謎です。
「よつやこくている」の脇の道、もはや、どっちが脇だか分かりませんが、そっちに行くと、杉大門通りに突き当たります。
よつやこくているのお隣もバーです。入り口にレコードのモチーフがありますが、ジャズやブラックコンテンポラリーが流れるバーです。
石畳の路地。花街の名残りでしょう。この路地は、車力門通りにつながります。
細い路地に、ポツポツと飲食店がありますが、北へ行くほど、少なくなっていきます。
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